我が家は購読しているのは朝日新聞なのですが、サピックスがこの激熱時期に全面広告です。
2/4は桜蔭、2/5は開成の今年度入試問題を掲載していました。
我が家がかすることもできない開成については、2019年度は239名、2020年度は238名と1名減ですが、流石ですね。
リビングで新聞を読みながら「お、開成中の入試問題だ!」とボヤくと、「自称算数のみサピ偏差値60で、まだ本気でやっていないだけ症候群」の息子が家庭学習を放り投げ、「俺、ヤってみる!!」とやり始めちゃいました。
大問1を見た息子:何これ大問4とか5の難しいのを集めたの?
私:あ、それ、そのまんま一昨日の入試問題だよ。この20問を60分で解くんだよ。だからさ、1問2〜3分で解かなきゃいけないんだよ。半分は2分でやっつけないと。
息子:Σ(゚д゚lll)はああ?! これ出来るやついるの? すっげえなアイツ等。
私:だろ?この中で一問でも解けたら偉いもんだよ。
息子:ちょっ、俺に解けそうなのあるか見せて。
(解答が見えないように二つ折りで渡して、隣で一緒に見ます)
妻:今、開成の過去問やる意味ないから普通に勉強して。
(軽くシカト・・・。いいじゃんね。ちょっとくらい。)
息子:あ、これいける。かな?
私:うっそぉ〜。でも、先に問題読んでいたから2分で解かなきゃ。
息子:うん、やってみる。ヒントとか言わないでね。
私:(お、おおう、算数だけはチャレンジするんだよな〜。)
一分程度経過で
息子:(^-^)/ 分かった。4通り!!
私:(@^▽^@)ははは、んな馬鹿な。何十通りもあるんじゃないの?
息子:いや、これは順序よくやれば簡単だよ。
私:はいはい、お前の簡単は聞き飽きた。では、解答を見て(;゚Д゚)! 合ってる。
息子:ヒヤッホー!! 開成できた♪開成でけた♫開成行ける♬
私:いや行けないし、解けたのは偉いけど、この格差を見せつけられても底抜けに明るいお前が偉いよ。
息子:俺、次のもやる!! もっとやる。
私:おお!! やろうやろう!!
妻:いいから、早く溜まっているのやれ!!時間がまったく足りない!!
息子・私:(´·ω·`)ショボーン、妻、つまらねぇ。(・ε・´#)チェ-
この後で、「やっぱすげえんだな。開成って。(サピで仲良しの現アルファクラスの友達、たった一ヶ月同じベットクラスだった事がある⇒)天才くんはさ、凄いところ目指してんのな。」と呟いていたので、ちょっとは響いたのか。
解けたことも越えられない学力格差(上)があることを認識したことについても、正直なところちょっと嬉しかったです。チョイかすったし。
何クソって思う原動力が足りんので。
紙面下部は今年度合格者数を開成を含め10校ほど掲載、全生徒の合否を把握してから数字を入れたのでしょうか?大変だ。
ただ、一番下に「Y-SAPIX」の文字があります。
様々な理由で中学生になってからも、塾に行くとしても、え?また?まだ僕は(私は)サピに行くの?ってなりますよね。
もう、サピというキーワードから解放してあげたい気が・・・。
この時期の親から受験生に向けて言っては行けないワードは「高校受験でリベンジしよう!!」らしいです。
すぐさま高校受験塾に入塾も危険だという意見も。
中学生になってからも塾に行くことを納得させないと子供のメンタルが心配ですね。
最近はスマホ欲しいの一点張りです。どうやら女子がLINEしているので仲間になりたいようです。あと1年我慢してくれ、耐えられるかな?まだがんばりますので、よろしくお願いします。
「中学受験必笑法」著者のおおたとしまささんです。やっぱり名門は( ・∀・) イイネ!って感じます。