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中学受験 サピックス下位クラスからの挑戦

2021年組の元Aクラス男子と家族のグダグダ日記

2月5日 我が家の受験最終日

5日のマーチ附属を最後に受験を終えました。

その学校も息子的にはかなりのお気に入りでした。

本当にクラスごとにまとまっていた文化祭、どの子もキラキラしており、クラスのムードメーカー的男子が面白すぎたってところが高ポイント、そこかよ?

 

だったのですが、貴重な白星をいただいた附属校で他大学を目指し頑張るという決意を固めつつありました。

それには夫婦でびっくりしました。

おそらく、もう気持ちのうえで終わりにしたかったのだと思います。

なので、5日の学校にご縁をいただけない結果となりました。

 

最後の受験を終え、子どもが出て来るのを校舎から校門までの通路で沢山の親が待っていたのですが、子供を見つけるなり肩を抱き寄せたり、頭をなでたり、口一文字でうつむき加減の子供にそっとついていったりと、1日2日では見られない風景がありました。

帰りの道すがら、直ぐ近くを歩いていた子は母親の問いかけに「だから、出来てないって言ってるでしょ!!」と金切り声で返していました。

周りの空気もビリビリと響くくらいでしたね。

 

我が家は1・2・3日の全てを午前午後受験と4・5日も午前受験がやっとこさ終わったという安堵感で力が抜けていましたが、そのやり取りを見て胸が締め付けられるようでした。

 

駅に到着すると、駅横の公園ベンチでお弁当を広げておにぎりを頬張っている親子もいました。

昼飯急ぎかよ!! まあ、いい時間ですからね。

なぜかホッとした気持ちになり、我が家もまずは食事だねって事に。

 

近場の飲食店のテラス席で乾杯

「終わったね~。」

「お疲れ様。」

「うん、スマホ貸して、ゲームする!!」

 

感傷に浸っているのは親だけの様です。

 

「何したい?」

「公園で遊びたい。エックスジャイロ(当たっても痛くない飛ばすおもちゃ)したい。」

「分かった。パパちょっと会社に顔出してすぐ帰るから、先に帰っててね。」

「え~、大丈夫?絶対帰ってこないパターンじゃん?」

「大丈夫、顔出してお礼言うだけだから。」

 

その後、私は手土産を持って会社に顔を出したのですが、特異事項が発生している最中だったので直ぐには引き上げることが出来ず、外が暗くなった頃にやっと帰りました。

息子から何回か電話があり、暗くなっても公園にいると言います。

急ぎ、電車に乗り40分ほどして約束していた公園に直行しました。

 

公園の街灯しかない無人の広場で息子は怒らずに待っていました。

そして、エックスジャイロというアメリカの飛び道具を投げ合う二人、暗いので落ちた時の「カサッ」って音を頼りに何処に落ちたのか探します。

 

楽しいのかコレ?と私は思いました。

 

いや、公園で二人で遊ぶのって久しぶりだな。

 

キャッチボールだって専用広場が狭いから、15分位で引き揚げていたし、例え空いていても、学習時間確保のために直ぐに帰っていたな・・・。

体を動かすのが大好きで、サピ入塾前は野球かバスケをしたいと言っていた息子

いやぁ、本当に我慢しながら勉強してたんだなぁ。

 

色んな想いが込み上げ、涙が出てきました。

 

こういったところは、大して貢献していないクセに人一番感傷的になっていると妻にお叱りを貰うので気づかれないようにしました。

 

 

翌日6日はサピにお礼に伺います。

その様子等はまた別記事で。 

 

受験ロスになりそう。

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