お久しぶりです。ネタもないので、サピでの思い出なんかを少し。
昨年の休塾明け頃、Aクラスまで落ち込んだ息子
授業前テスト(数回前の授業の振り返り的な内容)について、Aクラス全体の出来が壮絶に悪かったのだろうという時があったそうな。
もちろん、息子も酷い点数・・・。
担当の先生は日頃から、「このクラスにずっといちゃ駄目だよね?」的な発言はあるらしいのですが、こういう時は、
「君たちさ?サピの偏差値表あるじゃない。」
「こうやって折った時に横一線に折り目がつくじゃない。」
「君たちは上半分いらないんだよね。この先もそうなんじゃない?」
「だから、切り取って捨てれば?」
てな感じの、つんつんモードになるそうです。(若干演出しています。)
だよね。って反応する子もいたようですし、何も感じない子もいたそうな。
初めて言われた日、流石にうちの息子も帰宅するなり、サピの偏差値表の真ん中のラインが気になったらしく、すぐに確認していました。
そして、「あちゃ~、駄目だ。けど俺の算数の最高偏差値でいえばココだな。」とあまり堪えていない感じでした。
さあ、サピの偏差値表、表自体の物理的な真ん中のラインって、何処だか分かりますか?
正解は、偏差値43でした~。
パチパチパチって・・・。
サピ校舎でもおそらくビリを狙える程、地に落ちていた時に聞いた言葉だったので、親のショックもそこそこ大きかったのです。
夏休み前でしたが、志望校最終決定までに上半分を使えるくらいに戻す事が出来るのか?と諦めに近い心境でした。
夫婦ともに
「本当にサピに通い続ける意味はあるのか?」
「サピはやっぱり異常なのか?」「いやうちが異常なのか?」
「というか中学受験やってていいの?」
と思い詰めた時期でもあります。
コロナ休校以降、何をやっても母子で激しい衝突を繰り返し、全くうまくいかない時期でした。
ネガティブ思考になったり、焦っても仕方ないと無理にど~んと構えようとしたり、とにかくストレスを溜めた頃です。特に妻が。
志望校が絞れないほど乱降下の激しい下位クラスの子(うちの子)でも、たまに上半分が視野に入る位だと、サピでも良かったな感があると思います。
偏差値偏差値と家族には言ってなかったのですが、「この折り目を越えてくれたら景色も変わるな~。」と意識したところはありました。
本当の最後に何とか上半分を視野に入れることが出来たので、結果的には良かったと思います。
上半分がすっごい遠かった・・・。