来年２０２１年の受験生を抱える親が書いた記事です。
２月４日現在終了前のご家庭には気持ちの良いものではありません。
２月４日現在、長きに渡る中学受験戦争は個々に続いています。
終戦前にデリカシーなく書くことを憚られる気がしますが、来年は間違いなく冷静さを失っている可能性が高いので、２月４日に見た景色を記録しておきます。
本日の出勤時も電車内に中学受験生の親子がチラホラといます。
ああ、そうか。終わっていないんだ。っていうことも言っちゃダメな気持ちになります。
本日は４日目、親子共々肉体的にも精神的にもかなり疲れていることと存じます。
がんばれ・・・。と念じます。
って、座った真ん前にも受験生の親子がΣ（・□・；）
お子さんよりも親の方が疲れた顔をされています。
座席の端 無言で宙を見つめる子供、その横で同じく宙を見つめる親御さん、心なしか吐く息の量が多いように感じる。
もしかして、ため息をつきたいけど堪えているのだろうか。
しばらくして分かる。完全にため息まじりの呼吸だ。隣で固まったままの子供。
その親子の目線の先に座り、身につまされるような気持の私が固まる。
あああ、うちの妻と子供に見えるぅ・・・。
宙を見る親子とそれを勝手に見守る私の間に重苦しい空気が漂っている。
その雰囲気を一変させるくらい、明るい声で元気に会話している親子が近づいてくる。
ママ友なのか「あら？」と宙を見ている親子に小さく声を掛けてしまったものの、全てを察したのか軽く会釈をし、親子二人が座れるちょっと離れた座席へ着席。
子供同士は軽く、手を上げて挨拶。
その後、宙をみていた親子は吉祥寺で、途中から乗車した親子は西荻窪で下車しました。
宙を見ていた親子は成蹊２回目で何とか桜が欲しい。
ママ友親子は既にどこかに縁があり吉祥女子２回目にチャレンジなのかなと勝手に想像します。
２月４日まで受験していても、事情はそれぞれまったく違いますね。
今日の風景を見て思うのは、来年の２月４日には子供を解放させたいということ。
我が家はハイパーロークラスですが、どんな成績でシーズンを迎えるとしても、ぶれないしっかりとしたシュミレーションが必要だと強く強く思いました。
受験は明日以降も続きます。その苦しみを思うと涙が出てきます。凄い。凄いですよ。
最後は笑って終えられますように。
結果の如何にかかわらず親子の糧となるように(願)
