「オレ、今の中学嫌だわ。やめてぇ。高校受験でいいわ。」と宣う息子。
学校でも私生活でも同クラの友人たちと楽しそうにしているので何で?と思い理由を聞くと、
・学校の楽しさ(息子の求めるウェイウェイ感がない。)が足りていない。
・学校のイベントが生徒主体ではなく、学校の型にハマったものばかりでつまらん。
・何より、共学が羨ましすぎる。
と何とも短絡的で目先の楽しさのみを追いかけているおバカ感がいっぱいです。
先日、夏休みに近所の公園で小学校時代の男女で花火をしようぜってLINEで呼びかけられて、出向いた息子。(花火OK広場があります。)
公立・私立でバラバラになった同級生が10名?ほど集まったらしいです。
皆が楽しそうに感じられる学校生活の中でも、自分は恵まれていないと感じたらしく、その中でも息子が行きたかった大学附属中に進学した友達の学校生活やイベントでの盛り上がり、学校生活の楽しさが羨ましくて仕方がない模様です。
今や、どの子達もInstagramで繋がっている状況なので、日々のキラキラ感への憧れがあるのでしょう。女子との絡んでいるのが羨ましいんだと思います。
今さら、「あ~、オレもっと勉強すれば良かったわ~。」と、今頑張っていないのにダルそうに妻に話しています。
デメリットを深く考えていなさそうだったので主に以下の点を説明しました。
・現在の進学先をやめるとなると、公立中に行くことになるけど必ずしも今よりも楽しい日々がある訳ではないこと。
・高校受験が必要になり、その際は今の進学先よりも高い偏差値の学校を受験できるとは限らないこと。
・今の進学先で何とか食らいついていけば、大学受験でMARCHを目指せるかもだけど、公立中に転校した息子にはおそらく高校も大学も目指せないだろうこと。
・公立高校に進学しようとしても内申点が取れないこと。特に素行が悪い息子にとっては良い内申点を取れないこと。
・今の進学先で食らいついていければ高校受験もないこと。希望するならばそのまま大学まで進学できること。それをたった何年間の楽しさを求め失うこと。
息子の反応は「分かってる。けど、もっと調べてみるわ・・・。」でした。
本当に分かっているのかな?まずは自分のお頭でよ~く考えさせます。
ですがMARCH付属中、やっぱり楽しそうです。
息子が欲しいのは男女一体の「俺ら」感だと思います。
公立中に行けば、より激しい「俺ら」になり悪行の数々を打ち立てること間違いなしです。小学校時代のようにやりたい放題のコミュニティを作るでしょう。
定期テストも危機的結果が連続しており、次の中間テストも不安しかありません。
日々、家庭学習に集中できているのは30分ほどです。
AクラスはいつになってもAクラス・・・。そんな気持ちです。
どこに進学しても「鶏口ではなく牛後」だったであろう息子の逞しさも感じます。
家での口はかなり悪いですが親にはまだ懐いています。そこだけが救いです。
そんな息子も5年生の一時期は小さめ中規模校舎でアルファ直下まで上がったこともあります。本人の名誉のために万年Aクラスではなかったことを記しますが終盤はほぼ固定でした。
「アレクサ30分計って」と声を掛けるだけなので楽!!
面白歌手のレキシ!!さんの曲も良く聴いていました。